※本記事にはプロモーションが含まれています。
ヒュンケルを語るにはヒムの言った一言が的確だと思います。ヒム「オレは最強なんだよって顔に書いて歩いているようなヤツ…!!」とヒュンケルのことを表現をしておりますが、まさにその通りです。
また、最強と自負しているからか、自信過剰なイキリ発言で相手を過小評価し、強さを見誤ることで窮地に陥ることも多々あります。
しかし、数少ない『ダイの大冒険』イケメン枠ですから人気投票では上位に入る程のキャラです。
そんなヒュンケルのギャンブラー過ぎる行動3選をご紹介致します。
やられたフリで不意打ち「グランドクルス」
- 陸戦騎ラーハルトと対戦
ポップと竜騎衆との戦いに助けに入ったヒュンケルは空戦騎ガルダンディーと海戦騎ボラホーンに対しては圧倒しますが、「鎧の魔槍」を扱う槍の達人である陸戦騎ラーハルトのスピードに全く太刀打ちが出来ませんでした。
- バランの過去
ダイの母・ソアラはアルキードの王女のため、バランに次期国王の座を奪われることを快く思わない家臣たちに国外追放され、ダイを身籠もっていたソアラも追従しテランで暮らしましたが、国王に見つかります。
ダイとソアラの安全と引き換えにバランは処刑を受け入れますが、ソアラがバランを庇い命を落とします。
国王の「魔物をかばって死ぬとは…」「恥をさらしおって…!!」の言葉にバランは怒りアルキード王国ごと消し去り、以降自分勝手な人間を恨んでいるということが、ラーハルトから語られます。
バランの過去を知ったヒュンケルは自身も育ての親を失った悲しみから、師を恨み、人間を恨み続けてきたが、マァムやクロコダインが自身の為に流してくれた涙によって救われた経験があるため、同じ境遇のバランを救うため立ち上がります。
- “くらってもかまわん“理論
再び立ち上がったヒュンケルは紙一重でラーハルトの攻撃を避けます。
バランとの対戦の余力を残す為に必要以上に大きい間合いで攻撃をかわそうとしたことで、逆に攻撃を受けてしまっていたが、“くらってもかまわん“という覚悟で致命傷を避けられるようになりました。
しかし今一歩届かずラーハルトにやられてしまい身動きが取れない状況に…。
- 騙し討ちで勝つもドヤ顔
トドメを刺そうとするラーハルトですが、バランの心の痛みがヒュンケルに消せるほど軽いものと思われたことが気に入らず、「気がおさまらん!!」と必要以上の大技「ハーケンディストール」でトドメをさそうとします。
察知したヒュンケルはこっそり隠し持ったアバンの印に闘気を込め、「ハーケンディストール」に合わせ「グランドクルス」を放ちます。
ギャンブル狂いなヒュンケルは賭けに勝ち興奮したのか「…かかったな!イチかバチか…オレの生命を囮にした最後の罠に…!!!」と勝ち誇ります。
本人は騙し討ちしている自覚はないのかドヤ顔です…。
暗黒闘気を受け入れる
- バーンに敗れ投獄
バーンに敗北し捕らえられたヒュンケルとクロコダインは勇者パーティーに加担した裏切り者として処刑を言い渡されますが、ミストバーンは「おまえたちほどの戦士はやはり惜しいと私は思う…特にヒュンケル…おまえはな…」と、暗黒闘気のグラスを飲み干し配下になるように提案を受けます。
- 処刑当日
処刑当日の正午。ミストバーンから再度、暗黒闘気を受け入れるかどうか問われます。
ヒュンケルは暗黒闘気を受け入れても光の闘気で抑えられると考え配下に下ったフリで暗黒闘気を受け入れますが、暗黒闘気の影響を受け光の闘気はみるみる小さくなっていき容姿も変貌します。
- 「何が起こってもオレを信じてくれ…!!」
身体の傷はすべて暗黒の力が癒しましたが、まだ身体が重そうなヒュンケルに対して、ミストバーンは「まだ体内にちっぽけな良心を残してることが原因だ…」と指摘し、かつての仲間であるクロコダインの処刑を命じます。
処刑されそうになったクロコダインは投獄しているときにヒュンケルから聞いた「何が起こってもオレを信じてくれ…!!」を思い出し、必死にヒュンケルに投げかけます。
そこで悪に打ち勝とうとヒュンケルの体内では光の闘気が暗黒闘気と衝突しますが、その激しさからヒュンケルは倒れます。
- 恥ずかし過ぎるセリフ「…まるで花をつむようにな…」
結果は…光の闘気が勝ちヒュンケルは復活しますが、「何が起こってもオレを信じてくれ…!!」と曖昧な指示しかしていませんでしたが、咄嗟に気づいたクロコダインに呼びかけによって助かったものの、下手をすれば敵を増やしていた、まさにギャンブラーな行動です。
ギャンブルに勝ったヒュンケルはミストバーンに対して「今なら…おまえの首でも簡単に落とせそうな気がする…」「…まるで花をつむようにな…」とイキリ発言をしてしまいます。
とてもミストバーンの正体を知ったら言えないような勘違い発言です。
これまでも何度も相手を過小評価し窮地に陥っている為、少しは学習して欲しいですね…。
鎧を脱ぎ捨てる決死の覚悟
- 不慣れな長兄役は終わりだ
バーンパレス攻略のため後続の追撃を押さえる役を買って出たヒュンケルは無数の魔物に囲まれます。
アバンが戻ったことで、久々に一介の戦士に戻ったヒュンケルは「…いくらでも来いっ!!今日のオレは疲れを知らん…!!」と二発目の「グランドクルス」を雑魚敵に使ってしまいます。
- ヒム復活
禁呪法によりオリハルコンの駒から生み出されたヒムはハドラーが倒れ生命の維持が出来ないはずが、昇格(プロモーション)によって復活。新たな息吹きが吹き上がるヒムの闘気の前には、全く太刀打ちが出来ずヒュンケルは倒れます。
- 自爆技
瀕死のヒュンケルですが、師の「…負ける時は力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい」の言葉を思い出し再び立ち上がります。
羽交締めで自身もろとも「グランドクルス」を放とうと自爆技を仕掛けますが、すでに二発使用をしてしまったため闘気の集束に時間が掛かり不発となります。雑魚敵に「…いくらでも来いっ!!今日のオレは疲れを知らん…!!」と「グラドクルス」をイキって使ってしまったのが悔やまれます…。
- 鎧を脱ぎ捨てる
どの技も通じず最後は目には目を歯には歯をという理論でヒムと同じ拳で勝負を挑みます。
そのため槍を捨てますが、なんと!「…なまじ防御力の高い鎧に身を包んでいると決死の覚悟が鈍る…!!」と鎧も捨てる行動をとるのです。
鎧を脱ぎ捨てヒムのオーラナックルを受ければ、生身の人間の体はグシャグシャにひしゃげて原型も残らないため、フレイザードが「バクチってのはな…はずれたら痛い目みるからおもしれぇんだよ!!」と言っていますが、まさにその言葉通りの行動です。
結果としては無刀陣の応用でヒュンケルの拳が先にヒムを捉え勝利しますが、リスク負わないと全力を出せないヒュンケルはまさしくギャンブラーです。
まとめ
ヒュンケルのギャンブラーな行動3選をご紹介致しました。この後もギャンブルに勝ち続けてきたヒュンケルは感覚が研ぎ澄まされていき、ミストの狙いを看破し倒すなど行います。
そんなヒュンケルの活躍を、まだ『ダイの大冒険』を読んでいない方はこの機会にどうでしょうか?また読んだことのある方もヒュンケルの活躍をもう一度見返してみて頂ければと思います。
他記事でもヒュンケルの魅力をお伝えしておりますので是非ご確認をお願いします。
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