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『ダイの大冒険』の「バーンパレス最終決戦」にて、ポップたちの前に立ちはだかったミストバーンは、大魔王バーンの若さと力を持つ肉体をミストの寄生能力で操っていることが判明。
凍れる時間の秘宝がかけられたバーンの肉体は一切の攻撃を受け付けず、また圧倒的な強さでポップたちを窮地に追い込みます。
作中では唯一倒せる手段となる消滅呪文のメドローアをミストバーンに放ちますが、弾き返されてしまいました。
そんな強者ミストバーンに対し、メドローアが決まって勝てていた可能性を考察致します。
ミストバーンの強さ
ミストバーンは「バーンパレス最終決戦」当時、魔軍司令として大魔王バーンを守護。
元々はハドラーが魔軍司令を務め、その配下として六大団長の魔影軍団長を務めていたミストバーンだが、六大団長の制度は「バーン様の心のゆとりが生んだお遊びだ」、「本来、私1人がいれば地上殲滅などたやすく済む事」と魔王軍最強を自負しているが、それは紛れもない真実でバーンが老体の状態であれば大魔王本人すら凌駕する強さを持っている。
ミストバーンの能力
闇の衣を脱いだミストバーンは大魔王の肉体の能力を完全に引き出すことが出来るため、バーンの超絶秘技の「フェニックスウイング」も使用可能となる。
「フェニックスウイング」はあらゆる呪文を弾き返す超高速の掌撃で、メドローアも例外ではない。
ここから考察となります。
ハドラー親衛騎団 騎士シグマ
ミストバーンと対峙する前のバーンパレス突入直後に勇者パーティーはハドラーとハドラー親衛騎団と対峙します。
ハドラーはダイとの一対一の決着を望んでいたことから、ハドラー親衛騎団はダイ以外のメンバーをそれぞれルーラで連れ去りました(レオナはゴメちゃんが阻止)。
そこでポップはシグマと戦闘し勝利します。
敗れたシグマは「鏡に君の行く末見届けて貰いたい」と魔法を跳ね返すシャハルの鏡をポップに託しました。
シャハルの鏡
受けた呪文をそのまま跳ね返す伝説の防具。
シグマは戦闘時に盾として腕に装備をしていましたが、ポップには重すぎたため防具代わりに胸に仕込み装備します。
これが大魔王バーンの「天地魔闘の構え」を破る決め手となりました。
メドローアをシャハルの鏡で反射
ポップはシャハルの鏡を装備後にミストバーンと対峙しているため、作中では「フェニックスウイング」でメドローアを跳ね返され、気絶したポップとビーストくんをアバンが助ける形となりますが、この時ポップはシャハルの鏡でメドローアを再度跳ね返すことが可能だったはずです。
ミストバーンにメドローアは当たるか?
跳ね返したメドローアがミストバーンに当たっていたかは、大魔王バーンの「天地魔闘の構え」を破った際の描写から想定します。
奥義を使用した後は硬直が発生し、迎撃体勢が整うまでにかすかな時間があったことで、シャハルの鏡で反射された呪文は大魔王バーンに直撃しました。
そのためミストバーン状態であれば「フェニックスウイング」は奥義のため使用後に硬直が発生し、メドローアが決まっていた可能性は高いと思います。
ミストバーンを倒していたら
ミストバーンは大魔王バーンの若さと力を持つ肉体を操っているため、倒していたら老体のバーンは完全な大魔王バーンに戻ることが出来ず、あっさりダイに倒され物語は終了していたでしょう。
まとめ
大魔王バーンは地上一の切れ者としてアバンの頭脳を認めましたが、アバンは自身よりポップのほうが切れ者と評価をしておりましたが、ミストバーンを倒せる機会があったのに逃してしまったので、この評価としては疑問が残ります。
また今回ご紹介した考察以外にも『ダイの大冒険』は非常に多くの魅力が詰まった作品となります。
まだ『ダイの大冒険』を読んでいない方はこの機会にどうでしょうか?
また読んだことのある方も今回の考察を知った上で読み返してみると、また違った楽しさが感じられるかもしれません。
他記事でもダイの大冒険に関する考察をしていますので是非ご確認ください。
ダイの大冒険の公式サイトはこちらから
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