『ダイの大冒険』ガルダンディーはイオで!ボラホーンは風評被害まで!同じ竜騎衆なのに弱い二人

マンガ雑記

※本記事にはプロモーションが含まれています。

『ダイの大冒険』の物語において、バランには「竜騎衆」と呼ばれる最強の部下が3人います。

その中で、ラーハルトは物語の終盤までその実力を遺憾なく発揮し、文句なしに通用する強者であることが示されています。

しかし、同じ竜騎衆であるガルダンディーとボラホーンはラーハルトの足元にも及びませんが、二人は最強だと勘違いしており、そのために数々の勘違い発言や行動が物語に彩りを加えることとなります。

では、彼らがどのように登場し、どのようにヒュンケルに対する噛ませ犬的な扱いを受けることになったかご紹介いたします。

本記事では、その可能性を順を追って考察します。

この記事を読んでわかること

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登場から意気がる発言連発

バランはダイを奪還するために、竜騎衆を呼び出します。

最初に登場したボラホーンは、「我々全員の力を欲するとはいったいいかなる事態が起こったのです!?」と意気込んで言い放ち、続くガルダンディーも「世界を燃やしつくす日でも来たのですか?クククククッ!」と強気な発言をします。

バランは、クロコダインやヒュンケルをあなどれない強者と認識し全力を持って打ちに行こうとしますが、ガルダンディー「ククッ…笑止なバランさまにならともかく魔王軍の軍団長ごときに我ら竜騎衆がおくれをとるはずなどありません!!」と軽視し、勘違いしている様子がうかがえます。

ベンガーナを襲撃でヒヤリハット

バランが出撃準備をしている間、ガルダンディーはウォームアップとしてベンガーナを襲撃します。

ベンガーナは「フッ…これからは兵器だよレオナ姫」と言ったクルテマッカ7世が統治する国で、精鋭戦車部隊が存在していたため、もしも戦車が出てきていたらガルダンディーは大砲で倒されていた可能性が高かったと言えます。

しかし、幸運にもそれはなかったため、ガルダンディーは無事に街を破壊して戻ってきます。

ガルダンディーの能力が地味

ガルダンディーは、戦闘では羽手裏剣という能力を使いますが、その能力はかなり地味で、白い羽を刺せば魔法力、赤い羽を刺せば体力を奪う攻撃に過ぎません。

最初はポップをいたぶろうとしますが、不意打ちでポップにベギラマを食らい、ルードを失うことになります。

さらにヒュンケルのブラッディースクライドを受け、ポップに顔面でイオを受けることであっさりと命を落とします。

特に「イオ」のような弱い呪文でも致命傷になるあたり、ガルダンディーの戦闘能力の低さが目立ちます。

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ボラホーンは最初から全く期待ができない

ガルダンディーが倒された後、ボラホーンは「おっ…おのれいッ!よくもガルダンディーを…!!ただではすまさんぞ!!」と叫びますが、その言葉に怒ったヒュンケルに自慢の牙を折られてしまいます。

ヒュンケル「天下無双(笑)?」

そしてボラホーンが自信満々に放つパンチもヒュンケルに片腕で止められ、「これで天下無双の力とは笑わせる」と一蹴される場面は、読者が最初から期待しなかった結果です。

その後はマヒャド級の威力がある凍てつく息を使いますが、ヒュンケルには魔法は効かないため、全く良いところなくブラッディースクライドを受けてやられてしまいます。

ラーハルトからも見下されていた

ガルダンディーとボラホーンの戦闘が終わった後、ラーハルトはヒュンケルに対して「人間にしてはやるな だがオレを他の二人といっしょにせん方がいいぞ」と言い、二人を明らかに見下していました。

この発言からも、ラーハルトは二人を実力的に下に見ていたことがわかります。

この時、まだボラホーンはヒュンケルから攻撃を受けて倒れていましたが、生きています。

ボラホーンが聞いていなかったことを願うばかりです。

実はバランも期待していない

バランは、竜騎衆3人に対して竜の血を与え、奇跡の泉の近くで安置していましたが、実際にはガルダンディーやボラホーンに対してあまり期待していなかったようです。

バランが残した手紙には「おそらくお前(ラーハルト)以外は助かるまい」とあり、二人に対して期待していなかったことが示唆されています。

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風評被害?ボラホーンのケモホモカップリング

更にボラホーンは、ファンの間である風評被害に遭うこととなりました。

劇中でクロコダインとの面識はありませんが、彼らにはいくつかの類似点があります。

どちらも魔王軍に所属し、卑劣な人質作戦を決行する、ケモ要素のある亜人である、巨体、怪力、ブレス系攻撃を行うなど、共通点が多いため、ファンの間では「ケモホモカップリング」としてクロコダインとボラホーンが一緒に描かれることがしばしばあります。

これが原因で、アニメでボラホーンが登場するたびに「クロコダイン」の名前がトレンドに上がるという現象が起き、視聴者が驚く場面もありました。

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  • タイトル:ダイの大冒険
  • ジャンル: バトルアクション、ファンタジー
  • 原作:三条陸
  • 作画:稲田浩司
  • 出版社: 集英社
  • 連載: 少年週刊ジャンプ
  • 累計発行部数:5000万部超え

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まとめ

記事のポイントをまとめます。

【記事のポイントをまとめ】
  • 竜騎衆のガルダンディーとボラホーンはラーハルトに比べて弱く、物語内で自信過剰な発言を繰り返す。
  • ガルダンディーは能力が地味で、ポップやヒュンケルに簡単に倒される。
  • ボラホーンは最初から期待できず、ヒュンケルに倒される際も滑稽な結果に。
  • 彼らの無能さが物語にユーモアを加えており、噛ませ犬的な扱いが続く。
  • バランも二人に期待しておらず、ラーハルトからも見下されている。
  • 作中外でもケモホモカップルと揶揄されてしまう

『ダイの大冒険』の竜騎衆、ガルダンディーとボラホーンは、実力的にラーハルトやヒュンケルに遠く及ばず、終始噛ませ犬的な存在となってしまいました。

彼らの過剰な自信や勘違い発言が、物語にユーモアを加えている部分でもあり、彼らの存在が本作を一層魅力的にしています。

未読の方はぜひこの機会に『ダイの大冒険』を手に取ってみてください。

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