※本記事にはプロモーションが含まれています。
- タイトル:ダイの大冒険
- ジャンル: バトルアクション、ファンタジー
- 原作:三条陸
- 作画:稲田浩司
- 出版社: 集英社
- 連載: 少年週刊ジャンプ
- 累計発行部数:5000万部超え
「オレは最強なんだよって顔に書いて歩いているようなヤツ…!!」

このヒムの一言こそ、ヒュンケルという男を的確に表しています。
『ダイの大冒険』において、彼ほど「不死身」や「死なない」ことが強調されるキャラクターはいないでしょう。
どれほど深手を負おうが、絶望的な状況に陥ろうが、何度でも立ち上がる。そんな彼の生存力とギャンブラー的な戦い方が、読者の心を掴んで離しません。
そこで今回は、ヒュンケルの「ギャンブラー過ぎる行動」3選をご紹介します。
この記事を読んでわかること
- イチかバチか…オレの生命を囮にした決死のグランドクルス
- 自ら暗黒闘気を受け入れてクロコダイン任せ
- なまじ防御力の高い鎧に身を包んでいるからと裸で戦う
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①やられたフリで不意打ち「グランドクルス」
陸戦騎ラーハルトとの激戦
ポップと竜騎衆との戦いに助太刀したヒュンケルは、空戦騎ガルダンディーと海戦騎ボラホーンを圧倒。
しかし、槍の達人・陸戦騎ラーハルトのスピードには全くついていけず、完全に敗北しました。
死を囮にした最後の賭け

ヒュンケルは深手を負い、もはや戦闘不能に見えました。
しかし、ラーハルトがトドメの「ハーケンディストール」を繰り出そうとした瞬間、ヒュンケルは密かにアバンの印に闘気を込め、不意打ちの「グランドクルス」を放ちます。
「…かかったな! イチかバチか…オレの生命を囮にした最後の罠に…!!!」
まるで最初から計算していたかのようにドヤ顔で言い放つヒュンケル。
しかし、その実態は、まさに命を懸けた一か八かのギャンブルでした。
彼が「不死身」と言われる理由の一端がここにあります。
➁暗黒闘気を受け入れる決断
バーンに敗れ処刑宣告
バーンに敗北し、クロコダインと共に捕らえられたヒュンケル。
勇者パーティーに加担した裏切り者として処刑が決定します。
しかし、ミストバーンは「おまえほどの戦士は惜しい」とし、暗黒闘気のグラスを飲み干し配下となるよう提案。
一か八かの決断

処刑当日、ヒュンケルは「暗黒闘気を受け入れても、光の闘気で抑え込める」と考え、配下に下ったフリをして暗黒闘気を取り込みます。
しかし、思った以上に暗黒闘気の影響を受け、容姿まで変貌。
「何が起こってもオレを信じてくれ…!!」
クロコダインに託した言葉の通り、ヒュンケルの内では光と闇の闘気がせめぎ合います。
結果的に光の闘気が勝り、悪に堕ちることなく復活。
しかし、クロコダインが気づかず、もし闇に飲み込まれていたら…? ここでもヒュンケルはギリギリの賭けに出ていたのです。
③鎧を脱ぎ捨てる決死の覚悟
「鎧を脱げばもっと戦える」理論
バーンパレス攻略戦にて、ヒュンケルはヒムと激突。
しかし、ヒムの闘気に圧倒され、満身創痍に。
それでも彼は立ち上がり、師アバンの言葉「負ける時は力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい」を胸に、「グランドクルス」を放とうとします。
しかし、すでに2度使用した後では闘気が足りず、不発。
最後の選択:拳で戦う

ヒュンケルはついに決断します。
「…なまじ防御力の高い鎧に身を包んでいるから、余計なことを考えるのだ…!」
なんと、鎧と槍を捨て、素手でヒムに挑むのです。
結果、激闘の末にヒムを打ち破ることに成功。彼の「死なない」伝説にまたひとつ、新たな逸話が加わりました。
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まとめ:なぜヒュンケルは「不死身」なのか?
記事のポイントをまとめます。
- ヒュンケルの不死身っぷり
➤どんな窮地でも立ち上がる異常な生命力
➤戦闘スタイルはまさにギャンブル的 - ギャンブラー行動3選
- やられたフリからの「グランドクルス」
陸戦騎ラーハルトとの戦いで、瀕死を装い不意打ちを決める - 暗黒闘気を受け入れてクロコダインに賭ける
処刑を逃れるため一か八かの決断、結果的に正気を保つ - 鎧を脱ぎ捨てて拳で戦う
防御を捨てて素手で闘い、ヒムに勝利
- やられたフリからの「グランドクルス」
- まとめ
➤「死なないことを前提にした戦い方、まさに異常!」
『ダイの大冒険』において、ヒュンケルが「不死身」と呼ばれる理由は、単に彼がしぶといからではありません。
・生存率1%のギャンブルを平然と仕掛ける胆力 ・致命傷を負っても立ち上がる異常なタフネス ・どんな状況でも戦い続ける意志の強さ
これらが合わさることで、彼はまるで「死なない男」のように見えるのです。
実際には何度も瀕死になっています。
しかし、そのたびに賭けに勝ち、奇跡のように生還してきた彼の姿を見れば、誰もがこう思うでしょう。
「ヒュンケルは、絶対に死なない」
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